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NHKオーディオドラマ「73年前の紙風船」出演!
Update
山崎 直樹
【ラジオ第1】
日時:2018年8月10日(金)午後9時5分~午後9時55分(全1回・50分)
【NHKFM】※ロングバージョン
日時:2018年8月18日(土)午後10時~午後11時(全1回・60分)
【出演者】瀬戸康史、貫地谷しほり、辻萬長、山本陽子、山崎直樹、渡辺早織 他
【作】吉野万理子
【音楽】谷川賢作
73年前の夏。特別な思いでこの夏を迎える人がいる。ドラマの主人公は平成になって生まれた若い男女だ。彼らにとって戦争は遠い昔の出来事。だが、戦争の傷痕を今も抱えている人と触れ合い、その傷が癒えることはない事を知った時、彼らは何を思うのか。二人のラブロマンスとともに、その祖母と祖父の苦しく叶わない恋心を描く。これは2018年の平和な日本の夏を生きる若者達への賛歌であるとともに、1945年、悲惨な戦争の中で精一杯の青春を生きた若者達への鎮魂歌でもある。 サンフランシスコ発成田行きの機中。オレゴン州からの帰りだった遥人(瀬戸康史)は、キャビンアテンダントの知美(貫地谷しほり)と機内で話す。その時、二人は窓から未確認飛行物体を見る。何か気球のようなものが見えたのだ。驚く知美に孝城は「風船爆弾?まさか!」と呟いた。 73年前、日本は終戦直前に風船爆弾を米国本土に飛ばしたのだ。遠い青春の記憶。遥人の祖父(辻萬長)と知美の祖母(山本陽子)の秘められた過去が蘇る。それは苦く切ないものだった。